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 窯詰めとは、成型、乾燥させた素地を窯に詰める作業です。
 釉薬ものの場合は素焼き→釉がけ→本焼き(上絵付けの場合は更に上絵付けして焼成)ですが、焼き締めの場合は成型、乾燥させたものを本焼きするだけです。
 自宅工房から窯まで約20mあるので、できるだけ往復が少ないようにしたいところです。
 棚板と同じサイズに切った板の上に工房で仮組みし、板ごと窯まで運びます。

 窯の焼成室二段目以降は棚板に籾殻をふりかけ、作品のくっつき防止にします。
 籾殻や藁は燃えて灰になりますが、その灰が非常に耐火度が高いので硅砂の代わりになります。

 一段目のみ、道具土(童仙傍)で作ったトチと呼ばれる足を作品ひとつひとつに付けてくっつき防止とします。
 一段目は多くの松灰(自然釉)が降りかかるので、籾殻を敷いていても籾灰ごと作品が棚板にくっついてしまうためです。

 作品の高さでツク(支柱)の長さを決め、作品同士がくっついてしまわないよう、わずかに隙間を空けて並べていきます。
 基本的には炎の当たる向きから後方にしたがい、背の低い作品から背の高い作品というようにします。
 また、炎がすんなりと通ってしまうよりは、蛇がうねる様に炎が通るようにします。

 窯の後方から順番に作品を詰めていきます。

 窯の中は比較的、夏は涼しく、冬は寒いです(風はしのげます)。
 真冬の窯詰めは寒さを和らげるためと、作品の湿気が凍らないように、窯の中でストーブを焚いたりします。

 なるべく天井までいっぱいになるように計算しながら、準備した作品を組み合わせます。


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